世界一周 かなの旅風日和

気持ちの良い風が吹いたら 風に身を任せたり、時に逆らったり、 のんびり旅にでる。 そんな旅風に吹かれた日々の記録。

【トクトグル経由】ビシュケクからオシュ

◎2017年9月27日~28日

ビシュケクからオシュは12時間ほどのシェアクシーで向かうのが定番だが、
私は今回途中のトクトグルという町で一泊することにしました。

理由①
オシュから12時間はきつい

理由②
直接、オシュに行った場合、夜遅くに到着して二日目から観光するなら、
二日かかるけど、翌日、トクトグルを朝出て、午後に到着してオシュを観光しても良いな
と思ったから

そんな理由で間を挟むことに、結果的にはうーんどちらでもよかったかなという感じです。
単純に間の町を挟むことで疲れはしなかったんだけど、
トクトグルという町に特に見どころがなかったのと
トクトグルとオシュ間がマルシュだからめちゃくちゃ時間がかかった。(6時間くらい)
タクシーじゃないからオシュ到着が割と辺鄙なバスターミナルで困ったからです。
14時半くらいにオシュに着いたんだけど、思ったより遅くて観光できなかった。
値段的には宿泊費を入れても、直接タクシーで行く場合とほとんど同じくらいです。
宿をバスターミナル近くの格安の古いとこにしたらむしろ泊まったほうが安いかもという感じです。

だから、田舎村に泊まってみたいなぁとか、とにかくゆっくりキルギスを堪能したい人にはこの方法をお勧めします。

それにしてもこの道・・・本当に本当に景色が美しかったです!
トクトグルに行くまでに峠を越えるんだけど、
今まで見たどの景色とも違いました。
黒々とした大地に光が浴びて、雪がぱらつくさまがおどろおどろしくもあり、生命力を感じました。
たくましく生きる羊飼いの姿が印象的。
途中羊の群れをなんども追い越したり、邪魔されたりするのですが、
羊のお尻がめっちゃかわいい!


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この後タジキスタンに行くから、こんなの絶景の序の口だろうと思っていたんですが、
パミールやワハーンを越えた今もこの景色がもう一度見たいと思っています。

そして、油断して写真を撮らなかった自分…(´;ω;`)

だから、トクトグルへ行くか行かないかというよりは、
夜行で行ってこの景色を見ないのはもったいなないなという感想です。

後、オシュのこの団地の絵がめっちゃかわいかったです。
オリンピックのマスコット!旧ソ連好きには有名みたい(^^)/


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【行き方】

・西バスターミナルの東の外れよりトクトグル行きのシェアカー
(トクトグルって連呼したら連れてってもらえます)
・トクトグルからオシュは毎朝7時頃にバスターミナル発

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【アラコル湖】雪山を滑り落ちて、この旅一番のピンチ

こんにちは!

今回は、キルギスで最も有名なイシククル湖観光とアラコル湖という秘境トレッキングについてです。

◎2017年 9月24日~26日

ようやく、ビザ問題も落ち着き、はやく行きたいと思っていたカラコルという町に行きました。

この町は、キルギスの最も定番なイシククル湖の東側に位置する町です。
カラコル自体はそんなに見どころがないのだけど、
ここからのトレッキングコースがとっても有名です。

(カラコルでは、アシュランフーというピリ辛冷麺を食べたり
世界で2番目の規模というアニマルマーケットに行ってきました♪)

定番のトレッキングコースは、アルティンアラシャンという温泉のでる村?まで行くものです。

そして、さらにそこから離れたアラコル湖という美しい秘境の場所まで行こうと私は思っていました。

スケジュールとしては・・・
一日目 カラコルからアルティンアラシャンへ
二日目 アルコル湖にいって、アルティンアラシャンへ戻る
三日目 カラコルへ
という二泊三日です。

しかし、かなりオフシーズン、行けるギリギリと言われていました。

とはいえ、ずっと早く行きたいのに、ビザのせいで足止めを食らっていた私。
そのせいでアラコル湖に行けなかったら、さらに後悔してしまう。
だから、みんなからの忠告もふんふんと聞いて、絶対行くと決めていました。
しかも、元々持っていたコンバースのスニーカーで・・・。

オフシーズンの山を舐めていました。

カラコルからアルティンアラシャンまでは、マルシュに乗って手前で降ろしてもらいます。
そこから6時間ほど一人トレッキング。

今回のカラコルトリップは、南旅館であったK君という大学生と一緒に来ました。
しかし、彼はさらに難易度の高いトレッキングコースを行くことにしたので、朝から別行動です。
二日目のアルティンアラシャン泊で会えるかもね!という感じでした◎

私は歩くのも遅いし、迷惑をかけたり、そのことで気を使ってしまうのではと思ったので、
気兼ねなく一人でハイキングの方が楽だろう。
会えたら、会おうね~感じのゆるさで良かったとその時は思っていました。

アルティンアラシャンまでの道のりは、川沿いをのんびり。
長くて途中飽きもしましたが、自然の中を黙々と進んで気持ちが良かったです。


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到着して、何軒かある山小屋の一つ「アルティンアラシャン」というところにしました。

本当は値段の節約のために、夕飯を頼まないつもりだったのですが
(代わりに食料を持参)

あんな風に思っておきながら、孤独のトレッキングに早速寂しくなり
他の宿泊者と会話するために夕飯をオーダーしました。

ドイツ人の旅グループと一緒に食卓を囲みました♪

また、さすが温泉で有名な場所。
海外の温泉はなんだかんだがっかりすることが多いのですが
ここは湯の質がかなり良かったです。
設備は微妙ですが、個室になっていてゆっくり入れます。

そして、運命の翌日。いざアラコル湖へ向かいます。
往復10時間ほどを考えていました。

とにかく心配だったので、朝食後7時くらいには出発しました。
おそらくアルティンアラシャンにいた旅行者の中で、最もはやく出たと思います。

道は、旅人の必須アイテム「MAPS.ME」のGPSを頼りにすれば、特に困ることなく進めます。
(方向音痴の人は注意かも)
案の定、どんどんヨーロピアンの方に抜かされていきます。

といっても、やはりオフシーズン、アルティンアラシャン側からも私も入れて10人も上っていなかったと思います。

途中、ところどころ、雪道になりました。
そんなに積もっていないので、雪に滑るというよりは、道がぐちゃぐちゃして歩きにくいのと、靴がすごく汚れるのが面倒な程度でした。

ひたすら歩く。

途中、結構大きな川を越えました。石の上をピョンピョン飛んで。
こういうのは得意です。

標高が上がるにつけ、雪がちらつき始めます。
天気も悪い。独りぼっち。
なんとなく、不安な気持ちが大きくなります。

そして、ついに最後の難関と聞いていたげき坂を前にします。


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この時に、昨夜夕飯を一緒に食べたドイツ人グループがアラコル湖から戻ってきて、
すれ違いました。
残り一時間くらいだから頑張れと声をかけてもらいました。

他の登山者とも何人かすれ違いました。
K君が選んだガチ登山コースの人たちのようです。

そういえばK君とは会わないなぁ。
彼はサンダルで登っていたのでもしかして雪がすごいし引き返したのかも?と思いました。

むしろ、危ないからそっちのほうが良いんじゃないかと思うくらい、辺りは完全に雪山でした。

すれ違う人にその靴では登るのは無理だといわれました。
しかし、ここまで来て行かないわけにもと思い、無理だったら引き返すからといって私は進みました。

また、すれ違った女性の一人にライトを持っているか?聞かれました。
私はすっかりアルティンアラシャンの山小屋に置き忘れてしまっていました。
彼女は、私がこの後かなり遅くにしか戻れないのではないか心配して、
自分の持っていた小さなライトをくれました。

自分の装備の甘さに大反省でした。

また、彼女は私の後ろにいた別のポルトガル人に、私を気にかけるように言ってくれました。かなり申し訳ない。
その時は、あまり余裕がなく、ひたすらその好意に甘えていました。

そして、なんとか一歩一歩進み、頂上へ。
途中で、これ下り大丈夫?というくらい急な坂がありましたが、そんなことを深く考える余裕はありませんでした。

登り切ったときに、視界に入ったのは、青く透き通ったアラコル湖!



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そして・・・あれ!K君!
なんとちょうど同じタイミングに、反対側から上っていたK君と頂上と出会えました。

一人で上ったほうが気が楽だなどど思っていたけど、
かなり辛い中の再開に、やっぱり旅は道連れが大切だと噛みしめました。

頂上に到着した喜びは束の間、天気はどんどん悪くなるので
すぐに下山することにしました。

下りは慣れていない私が先に行ったほうが良いかと思い。
率先して進みます。

すると・・・・

一歩を踏み出してすぐに、雪の登山道を滑ってしまい、道からそれて15Mほど雪山を滑り落ちました。

しっしっ死ぬかと思った。
めちゃくちゃ怖かった。

滑っている時は、意外と冷静で「とにかくスピードを緩めないと。
スノーボードを思い出して」と体を横向きにすることを意識しました。
走馬灯のように思い出が浮かぶと思ったけど、そうでもなかったです。

K君が上から
「大丈夫ですか?けがはないですか?」
と大声で叫んでいます。
その時は全く痛みがなかったのですが、指やおなかに擦り傷がたくさんできていました。

また、ダウンも何か所か石で切れていました。顔じゃなくて良かった。

意外と冷静に、私は大声で
「心配かけてごめんね、私この後どうしたらいい?」と叫びました。

登山に慣れていないので、K君やポルトガル人に
こういう時は対処を聞いたほうが良いと思いました。

二人は、体制を整え下半身に力をこめ、座ったままの姿勢で登山道に合流するように、
少しずつ下るように指示してくれました。

そのように進もうとするのですが、ちょっと進もうとすると、
傾斜がきついので勝手に体がずるずる滑ってしまう。

こっ怖い。

正直、もしもここに恋人や頼れる昔からの友人がいたら、その場で泣いてしまったかもしれません。

しかし、K君やポルトガル人に迷惑をかけるわけにはいかないと、
勇気を振り絞り少しずつ進みました。

K君は、ゆっくり下っており、合流できそうな登山道で待っていてくれました。

手を差し出してくれて、それを掴みました。

この状況、本当に王子様に見えました笑


ポルトガル人はさらに後ろにいた人と合流して、下山するとのことで、
私たちはアルティンアラシャンまで大急ぎで戻りました。

雪道ゾーンを越えると、急に天気が良くなり、絶好のトレッキング日和☆

下りのほうが、山をゆっくり見ることが出来て良かったです。
ダウンが切れていたので、歩くとふわふわと綿毛が宙を舞うのがおかしかったです。


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その後、なんとか暗くなる前にアルティンアラシャンに戻り、念願の温泉に入りました。
出発から12時間くらいかかりました。

景色もさることながら、今回は危険な状態になったときに、
パニックにならず冷静に対応する方法を学べて本当に良かったです。

過酷な山登りは、気合で何とかなるけど、
本当に雪山は舐めちゃダメですね。

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【ソンクル湖】キルギスで一番感動した場所

今回の記事は、キルギスの中でも最も感動した
遊牧民訪問についてです。

自然というよりは、そこで暮らす人たちの生活を垣間見て、
大変興味深かったです。


◎2017年9月7日~8日
中央アジアに行きたいと思った一番の理由は、大草原をみたい!
遊牧民の暮らしを感じたい!と思ったから。

現在も夏の間は遊牧生活をしている人たちが、
ソンクル湖周辺にいると南旅館の方に教えてもらい、早速行ってみることにした。
(9月中旬くらいまでは湖に滞在しているかと思います。)


直接、ソンクル湖に向かう方法もあったけど、
今回はコチクルという町で一泊し、翌朝向かうことに。


コチクルの民泊滞在の翌朝、バザール前でタクシー運転手を振り切り、
ナルン行きのバンに乗る。

合言葉は「パパロットナソンクル」
これは、ソンクルの分岐点という意味。

タクシー運転手にソンクルに行きたいことがばれると厄介だったので、
(ソンクルはタクシーじゃないと行けないとしつこいから…)
バンの運転手にだけそっと伝えた。

そのため、かなり手前で降りるにも関わらず、
ナルン行きの値段と同じだけ請求された。でも、それでもタクシーで行くより遥かに安い…。

地元の方たちと乗り合わせて、いざ車は進む。

噂に聞いていた通り、コチクルはなかなか客引きがしつこい町だった。

そして、あっという間にソンクルの分岐点へ。本当に何もないところで降ろされた。


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乗り合わせていたおばさんが手を振ってくれた。
私は、ガッツポーズをして応える!頑張るね!の意思表示。
そう、ここからはヒッチハイクでソンクル湖を目指すのだ。50KMほどの道のり。

ヒッチハイクやターミナルのタクシー以外にも、
コチクルからCBTというツアー会社等を利用して車とユルタ宿泊の手配することも可能だが、
今後中央アジアではヒッチハイクをすることが増えると思い、勇気を出してやってみることにした。

本当に、その時はドキドキと心臓が高鳴ったのを覚えてる。

携帯の電波も通じないし、車も全然走っていない荒野のど真ん中。

しかし、その心配はすぐさま解消された。

なんと!一台目がすぐに止まったのだ。
しかも、これからツアー客を迎えに行く旅行会社に雇われたタクシー。

ヒッチハイクとはいえ、有料が当たり前の中央アジア。交渉して、妥当な値段で行くことに。

そこからソンクル湖までの景色も絶景。
ただ9月頭だったので、山の景色が緑からすこし枯れたような色になっていたのが非常に残念。


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2時間ほど車を走らせて、遊牧民が暮らすユルタの集落にたどり着いた。
お客さんを迎えに来た車だったので、
そのまま迎えに来たお客さんと入れ違いの形で宿泊を交渉した。


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400ソムとお土産のチョコパイ200ソムで夕飯と朝ごはん付き。

チョコパイはFさんに手土産があったら安くなると聞いたので、実践してみた。(笑)
実際、ちょっと安くなったのもあるんですが、手土産にやたら喜んでくれたのでそれが嬉しかった。


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(チョコパイを早速食べてくれるお母さん)

ユルタの集落は、観光化されている面も大きく、
先ほど紹介したCBTと契約した観光用ユルタなんかもいくつか立っていた。

ただ、遊牧民の人が、観光客を受け入れて生活を賄おうとしている姿も
それはそれで現実の姿で私にとっては興味深かった。



コチクルのユルタと同様に、お菓子セットやはちみつ、ジャムとチャイでもてなしをしてもらった。
やっぱりこのおもてなしは旅人にとって本当に嬉しいものだな…。


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(夕方、村の若者たちがやってきて一緒にチャイタイム)

一人、湖を散策。
湖はこれといって特別美しくはなかったのだけど、峠を越えて広がる盆地と湖の秘境感が良かった。

しばらくすると、息子がどこからともなく現れた。
彼は30歳で「ニャーニャー」(子供のことっぽい。)二人いるらしい。

乗馬しないか(もちろん有料)と言われ、安かったので乗ることにした。
本当にすることがなかったのもあり。

馬に乗ったら、一人いくらという値段で、息子が乗馬するのは別料金だと言い始める息子。
なんと!?
そんなこと言われたら一人で馬に乗ってやると思い、いらないと私は答えた。

乗馬なんてほぼ初めてだったけど、さっき欧米のツーリストがすごいはやさで馬に乗っているところを見たので強気な私。

しかし、私の乗った馬鹿馬は、ちっとも進まない。
どんなに鞭をたたいてもびくともしない。

その様子に笑う息子。しかし、不思議なものでその息子さん、嫌な感じがしないんだなぁ。
素直な少年のよう。いたずらっぽい笑顔で、本当に一人でいいの?みたいな動作をしてくる。
私はそれに笑ってしまって、結局彼にガイドしてもらうことにした。

お馬さん、あんなに動かなかったのに、息子が別の馬に乗って、先導したら、すぐ進み始めた…。

馬に乗って、草原を進む。
誰もいない。
湖の波の音。


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それだけで、楽しかった。

途中、一時間の約束が過ぎそうだったので、もう戻ろうということを伝えたら、
湖の景色の良い近くまで行くと息子が言った。

ああ、こうしてまた料金を多めに請求されるのかと、やきもきしていた私。
結局1時間半くらいは乗馬。

しかし、終わってから時間延長については、触れられなかった。
素直に、私を景色の良いところまで連れていきたかったようだ。

その人と宿泊したユルタのお母さんと、隣のユルタのお母さんとその孫二人。
それくらいしか交流していないんだけど、
なんとなくすれていない感じ、印象を抱いて、気持ちが良かった。

夜は、みんなでごはんを食べた。
私が寒いのもあって、息子とお母さんがいるユルタにずっといて昼寝とかしてたから
お母さんがこっちのユルタで寝る?
って聞いてきた。

本来、旅人用の別ユルタがあるんだけどね。

おそらく、そっちのユルタの暖房を私のためだけに用意するのが
勿体なかったからだと思う。
私としては普段使われてるユルタに宿泊したほうが
面白そうだったからもちろんOKと答えた。


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川の字(正確にはコの字)で寝ることになった。

キルギスって誘拐婚の文化があるイメージが強かったから、
(未婚の女性を誘拐して、男と一晩過ごすことで無理やり結婚させること)
んん?これって私翌朝にはお嫁さん?って真剣に怯えたりもしたけど
もちろん大丈夫だった。笑

夜に、隣のユルタの家族がやってきて、一緒にイスラムのお祈りが始まった。
男性は毛布を利用した壁?の中で何かを唱えていて、顔を隠す必要性があるようだった。
隣のユルタの家族は、娘ちゃんが二人。

実は、昼間に草原を散策したときに二人とは会っていて、「写真撮ってもいい?」
ってジェスチャーしたらお姉ちゃんに「ノーフォト」って叫ばれていた。
なんだかその感じに南米を思い出して、ちょっとおかしかったけど、
私も図々しく「じゃあ遊ぼうよ」って二人の中に割り込んでいった。

南米も相当、カメラ向けると怒るんだけど
この二人はどちらかというとなんだかおませな感じで、
私たちを気軽に撮らないでって感じで
なんだか憎めなかったのだ。

遊んでる中で、SNOWという日本の若者に人気の撮影アプリを起動して
カメラを向けてみた。

それはカメラを向けると、勝手に顔に反応して犬の耳だったり、お花がぽんぽんと顔の周りに表示されたりするアプリだ。

二人とも、大はしゃぎで、あんなに警戒してたのに
「撮って、撮ってー」
というリアクション。

大変に可愛かった。

そして、このお祈りの最中に妹ちゃんが、飽きたようで私に近づいてきた。
(ちなみにお祈りの時間は1時間近く続いた。)

携帯を指さして、SNOWで遊びたいようだったが、
すぐにお母さんに怒られていた。

その様子もたいへん可愛かった。
お祈りの後、SNOWではなくお絵かきをして遊んだ。
その時に二人の似顔絵を漫画風に描いたらまたもや
「NO」って叫んでたお姉ちゃんが、おかしかった。

肖像権にはうるさいので、顔を隠して一枚。お絵かきタイム。


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夜は、ぐっすり眠れました。

翌朝、草原とユルタと朝日、大地を走る馬。
すべてがとっても美しく、心が浄化されるようだった。


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帰りのことが心配だったので、早々と家を出て、
路上でヒッチハイクをした。

しかし、車はなかなか通らない。
通る車を待つのではなく、車に直接交渉に行くことにして
ジープの停まっているユルタを尋ねた。

車の運転手に「コチクルまで」と言うと、自分ではなく、ジープを予約したツーリストに聞くように言われる。
そりゃあそうだと納得して、ドイツ人の女性二人組にお願いした。
オフコース」ということだった。

良かったと胸をなでおろすと、ドイツ人の女性二人が宿泊した遊牧民のユルタのそばで
羊の解体を行っていた。


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私は興味津々でそれを見つめた。
小さな子供もそれを見つめていた。無垢な感じ。

解体も無駄がなく、外側を切り、内臓がさっと零れ落ちる姿が印象的だった。

草原の朝の空気に、よく合っていた。

そのまま、二人と一緒に私はジープに乗ってソンクル湖を去った。

この一泊二日で、遊牧民の暮らしの何が分かったというのか。
答えは、ほとんど何も、だ。
ただ、そこに暮らしている人の姿が美しくみえた。

私は部外者で、よそ者だから、目新しく見えて、その文化が美しく見えているだけなのかも知れない。
たぶん、そうだ。

でも、そういう自分の生きてきた社会とは違うものを垣間見れる瞬間は、旅をして本当に面白いと感じる一つだ。
そういう旅をここで出来たなと、胸いっぱいだ。
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