世界一周 かなの旅風日和

気持ちの良い風が吹いたら 風に身を任せたり、時に逆らったり、 のんびり旅にでる。 そんな旅風に吹かれた日々の記録。

【キルギス・南旅館】まとめ 2017年夏~秋

こんにちは!

今回は、キルギスの首都ビシュケクにある南旅館についてまとめます。
私はサクラゲストハウスにも1泊だけしましたが、
基本的にビシュケクではこちらの宿にお世話になりました。(計19泊)
VISA取得の関係で長くなりました。

思い出深い宿なので、まとめ情報を載せることにしました。

【基本情報】

値段:350ソム
ネット:wifiすごく速い
オーナー:日本語の話せるヌルダンさん、そのお母さんのどちらかが滞在
設備:ドミトリー、ベッド8つ
   シャワーとトイレ別で一つずつ(団地の一部屋を民泊)
備考:旧ソ連圏を長期滞在しているFさんが毎晩シェア飯を作ってくれたり、
旅の情報を提供してくれたりします。

【行き方】

①マルシュ(乗り合いバン)で近くまで行く。

・西バスターミナルから マルシュ132番(乗り合いバン)
バスターミナル向かい側ではなく、西の端にあるシェアタクシー乗り場の奥から出発します。
始発なので、駐車場に132番マルシュは停車しています。

・オシュバザールから マルシュ T10・103・132・225・199 など多発

▼ポイント
・ ビシュケクで大変便利な「Bus.Kg」というマルシュ検索アプリを事前にダウンロードください。
・アプリ地図のここが南旅館の近くのバス停の位置です。目的地に選択ください。


f:id:tabikaze-b:20171029170926j:plain


②バス停から南旅館まで

・道の反対側に渡り、薬局の横の脇を進んでください。
すぐに右に曲がり、団地内を進むとすぐ突き当たりに出ます。
そこは左に曲がって、奥から二番目の建物。

▼ポイント
南旅館の位置は、「MAPS.ME」に日本語表記で掲載されてるので、それを頼りに行けます。


f:id:tabikaze-b:20171029170907j:plain



③建物の前に着いたらインターホンを押す
・2、2、Kを同時に押す。
・「ヤーヤポニャーツーリスト」とか「日本人です」とか言えば、開けてもらえます。

【南旅館 こんな人に向いているよ】

どんな宿もその時宿泊していた人で雰囲気が変わるので、一概には言えませんが、
私が宿泊していた時に感じた事を基にまとめました。

▼向いている人
・旅の情報が必要な人
特にビザ情報に強いです。また、中央アジア全般の観光情報や注意点なども教えてもらえます。

・一人旅や長期旅行者
日本人宿であることと、MAX8人(夏場は廊下などでも寝てる人いるらしいのでもっと多いかも)
なので必然的に仲良くなります。

旅の寂しさを解消できます。
また、シェア飯するのでおいしい日本食や旧ソ連料理が食べられます。(Fさんがいる時に限る。)

▼逆に向いていないかも…な人
・短期旅行者
1泊だけで移動するなら立地のもっといい場所をお勧めします。
(サクラゲストハウスとか)

・日本人同士の交流を求めていない人
狭い空間に長期でいるので、人間関係にストレスを感じる人はやめたほうがいいと思います。

・民泊スタイルに抵抗がある人
看板もないし、宿に行っても誰もいないこともあります。宿としての機能は足りない面が多々あります。


【その他 プチ情報】

スーパーマーケット:徒歩10分程度にグローバス(MAPS.MEに日本語表記有)

商店の集まっている付近:たまに手作り飲むヨーグルトが路上販売されていて美味しい。(ケフィールと言えば買えます。)
生ビール屋さんもある!

ケーキ屋さん情報:近くの商店の集まりのとこに安いお店が一つ。
徒歩10分程度に高級ケーキ屋あり。
(18時から半額セール)
コスモパーク:週末に蚤の市が開催される。
旧ソ連のピンバッチがとてもかわいい。



【私の思い出】

初めに南旅館を訪れた日は、本当に長期!の旅行者の方(5年とか)や玄人みたいな方が多くて、
馴染めるのかと心配していましたが、
みなさんの旅の情報量や経験に圧倒されつつも、
色々教えてもらえて本当に助かりました。

また、Fさんの作るシェア飯が安くてとんでもなく美味しいです。
(時間帯が遅くて、夜中におなか一杯になるのは太りそうではありましたが…)

みんなでわいわいする時間も、
元々日本人宿やゲストハウスでの交流が好きな私にとっては、非常に楽しい時間でした。

Fさんやヌルダンさんがたくさん教えてくれるので、現地の人しか知らない旅情報も知れました。
イベントや市場でキルギスの食生活を教えてもらったり・・・。

ここで出会った人とタジキスタンウズベキスタンで再開したり、
私にとっては本当に中央アジアのホームが出来たと感じるくらい素敵な宿でした。


f:id:tabikaze-b:20171029171021j:plain

(ちなみにこれは、湖に行くから一度、チェックアウトしてまた戻ると伝えたら、おばあちゃんがちゃんとシーツを用意して待っててくれててちょっと嬉しかった時の写真♡)

ランキングに参加しております◎
良ければ下記のボタン押して頂けたら励みになります(*^^*)

にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ

旅をして美しいと思ったこと

旅をしていて
心の底から
美しいなと思うものは何ですか?

朝日を背に、凛と立つチリのモアイ像。
空の中を散歩しているようなボリビアのウユニ塩湖。
おとぎ話の世界に迷い込んだようなドイツのノイシュバンシュタイン城
星の数が無限にあるかのようなニュージーランドのテカポの夜空。
魔法使いにでもなれたような不思議な気持ちになるモロッコメディナの中。

とにかく、贅沢すぎるほど美しいものを見てきた。
これからもそんな美しいものをどん欲に見ていきたいと思う。

ただ、そんな華やかな世界だけでなく、

自分の心の中にずっと残る美しいと思った風景がある。

そう、それは、つい見落としてしまいがちな何気ない人の営みです。

夕暮れ時に聞こえてくる子供の笑い声。
台所から漏れる食事を作る音。
建物を作る大工さんの姿。
屋台の賑わい。
母親に抱き着く少年。
列車の窓から見えた、民家の洗濯物。

そんな日常の景色が、どんな贅沢な絶景にも敵わないほど、胸を締め付ける時がある。

そんな時に私はいつもあの有名な詩が浮かぶ



f:id:tabikaze-b:20171030191942j:plain




生きる    
谷川 俊太郎         

生きているということ
今生きているということ
それはのどがかわくということ
木もれ陽がまぶしいということ
ふっと或るメロディを思い出すということ
くしゃみをすること
あなたと手をつなぐこと


生きているということ
いま生きているということ
それはミニスカート
それはプラネタリウム
それはヨハン・シュトラウス
それはピカソ
それはアルプス
すべての美しいものに出会うということ
そして
かくされた悪を注意深くこばむこと


生きているということ
いま生きているということ
泣けるということ
笑えるということ
怒れるということ
自由ということ


生きているということ
いま生きているということ
いま遠くで犬が吠えるということ
いま地球が廻っているということ
いまどこかで産声があがるということ
いまどこかで兵士が傷つくということ
いまぶらんこがゆれているということ
いまいまが過ぎていくこと


生きているということ
いま生きているということ
鳥ははばたくということ
海はとどろくということ
かたつむりははうということ
人は愛するということ
あなたの手のぬくみ
いのちということ


生きるということは、それだけで本当に美しいことなんだなと思います。
旅をしているとそんな当たり前だけど、忘れてしまいそうなことを思い出させてくれる気がします。

もちろん、そんな日常の風景は海外旅行に限らず、日本の生活でも見つけることが出来ます。


どうか、この旅が終わったら私もそんな日常の輝きの一つになりたい。
丁寧な営みを築いていきたい。

今日はそんなポエムDAYでした(^^)

ランキングに参加しております◎
良ければ下記のボタン押して頂けたら励みになります(*^^*)

にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ

【アルマトゥイ市内観光】ぷらぷらするのみ

◎2017年 9月2日

こんにちは!
今回はカザフスタンのアルマトゥイという町についてです。

アスタナは、新しく作られた町という印象でしたが
アルマトゥイは、そんなこともなく
昔ながらのビルなども多くみられます。

でも、カザフスタンの高成長の影響か繁華街のいたるところで工事をしていました。
道路などこれからますます綺麗に整備されるのかな。

色々なブログで書いてあるように、
アルマトゥイはヨーロッパのような美しい町です。

おしゃれカフェ巡りなどする人も多いみたい。



f:id:tabikaze-b:20171028204437j:plain



でも、私ははやくキルギスでVISAを申請したかったので、
1日でぱーっと観光して早々と退散しました。

(ただ、ホステスがとっても安いので600円程度、ここでVISA申請する人も多いみたいです。)




市内で観光した場所はロシア正教会と公園の像とバザールくらい。

朝鮮系のスターリン時代に強制移住させられた人たちがこの辺りは多いので、
バザールにはキムチが販売されていたり、韓国料理屋さんが多いです。


f:id:tabikaze-b:20171028204608j:plain

(この写真はアクタウですが…)

キムチ文化は中央アジア全体にあって、正直驚かされます。

ここではゲストハウスの人もあんまり構ってくれなくて
寂しい滞在をした覚えがあります。

それもあって日本人宿のあるキルギスへはやく行くことにしました。


【国境超え情報】
・サイランバスターミナルからビシュケク行きの乗り合いバス多発。
・当日券を購入。
出入国後、両替え所あり。
ただ、乗り合いバンが何らかの事情で国境を越えられず、
他の乗客と共にタクシーでビシュケクへ。
(降車時に3ドルほど請求された。)


ランキングに参加しております◎
良ければ下記のボタン押して頂けたら励みになります(*^^*)

にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ